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青色申告決算書の作成

さて、1年間毎月帳簿をつけてきて、いよいよ確定申告の時期になったら、決算です。

なんか「決算」なんていうといかにも会社って感じで、ちょっとだけいい気分ですね(笑。
でも、個人事業の場合は決算といってもそんなに大したことはありません。

確定申告に向けて青色申告決算書という、いくら収入があって、どんな経費をいくら使ったのかを示す書類を作るだけです。

それでは、順を追って解説していきましょう。

家事按分比率の決定

1年間入力してきた必要経費のうち、地代家賃や水道光熱費、通信費なんかは家計用に使ってきた部分と、事業用に使ってきた部分を分けて、事業用に使った金額だけを経費として計上しなければいけません。

決算まではただ請求された金額を入力してきただけですから、ここで、事業用に使った割合を登録する必要が出てきます。

まずは、やよいの青色申告のクイックナビゲータで、「決算・申告」タブを選んで、家事按分をクリックします。


すると、こんな画面になりますので、按分する経費を選びます。ここでは、水道光熱費を按分してみます。


次に補助科目で、水道光熱費のうちガス代、電気代、上下水道代のうちどれを按分するかを選びます。ただ、どれも同じ割合で按分するなら、選択する必要はありません。


「金額」のところには自動的に年間の水道光熱費合計が出てきます。そして、「事業割合」のところで、事業用に使った割合を入力します。私の場合は事業用に使っている部屋の面積が家全体の3割なので、水道光熱費も3割(30%)にしました。


こうすると、自動的に家事割合も70%として計算されて、家事振替額として計算してくれます。
こんな感じで地代家賃や通信費も按分していきます。

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青色申告決算書の作成

家事按分が終了したら、いよいよ青色申告決算書をつくります。
まず、メニューバーの「決算・申告」から「青色申告[一般用]」を選び、「決算書設定」を選びます。


すると、こんな画面になります。ここは家賃の支払先を入力するところです。

ここで、家賃を支払っている大家さんの住所や名前を入力していきます。最初に今の部屋や家を契約したときの契約書に書いてあるはずです。
賃借料や必要経費算入額は、家事按分をしてあれば、自動的に反映されているはずです。

入力したら閉じて、元の画面に戻ります。「決算書作成」をクリックしましょう。


すると、こんな画面が出てきます。必要事項をどんどん入力していきましょう。
「取り込み」ボタンをクリックすれば、一発で入力してくれますけどね。


入力し終わったら、下のほうの「印刷」をクリックすると、こんな画面になります。
真ん中辺の「決算書の提出日を印刷する」は、チェックをはずしておきました。
(まだいつ提出するかはわからないですからね。)


さて、印刷プレビューを押すと、こんな感じで青色申告決算書が作成されてます。
簡単ですね〜♪

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