FX青色申告ガイド！

事業用口座の用意

いざ個人事業主として開業する場合、帳簿に記帳する際には事業に使ったお金の流れを記載するために、「預金出納帳」に預金の記録を記帳する必要があります。

そのため、出来れば事業専用の銀行口座を用意して、事業に関するお金の流れは極力その口座内で収まるようにしておきたいです。

■ 口座は新規に開設した方が記帳がラクラク

つまり、家賃や電気・ガス・水道料金、プロバイダー料金等、事業における必要経費となるものの引き落としは出来るだけその口座から引き落とすようにしておいた方が後で楽だと思います。
（無理な場合は「自分の財布から経費を出した場合」を参照してください。）

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もし、今使っている個人用の口座を事業用にも使おうとすると、例えば事業用の経費としてではなく、普段の買い物用のお金の出し入れも記帳しなくてはならず、記帳作業が面倒になってきてしまいます。

つまり、「そろそろ財布の中が寂しくなったから、銀行口座から3万円おろしておこうかな」と思って3万円おろしたとします。

この3万円は事業とは関係ないお金の流れですが、この「事業とは関係ないお金を3万円おろした」ということをきちんと記帳しなければならなくなってしまいます。

もし事業用と個人用とで口座を分けておけば、財布が寂しくなったら個人用口座からお金をおろせばよいので、事業用の口座に手をつけずに済み、当然記帳の手間も省けます。

なお、この事業専用の銀行口座は出来れば新規に口座を開いた方がさらに面倒なことが無くてgood！です。

なぜなら、今まで使っていた銀行口座を今年からこれを事業用口座にするぞ！っと考えたとき、
　・「あれ、この今まで預金してたお金はなんて記帳すればいいんだろ？」
　・「あ、去年使ったクレジットカードの引き落としが来月ある！これはどう記帳すれば・・・？」
といった具合に、簿記初心者を悩ませる色んな問題が出て来てしまいます。

税理士さんや税務署に相談すれば問題ないことなのですが、手間は出来るだけ省きたいですからね〜。

なお、事業用の銀行口座は、今自分が使っている銀行でもう一つ口座を開けば、事業用と個人用の口座とでお金を振り替えても振込手数料がかかりませんので、オススメです。

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