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個人開業のデメリット

経費を増えることで節税につながるという個人事業主としての開業。
いいことばかりかと思うと、実はそんなこともありません。

サラリーマンやOLの方には大きなデメリットになってしまう可能性もあります。

会社バレのリスク、失業保険等

1.会社が副業禁止だと、社内処分の危険アリ!
勤めている会社に副業禁止規定がある場合、もし会社に個人事業主として開業していることがばれると、「服務規程違反」として社内で何がしかの処分を受ける可能性があります。

サラリーマンやOLの方は、勤務時間は会社の仕事に専念する義務があり、また休養を取って仕事の疲労が業務に影響しないようにする必要があります。(有給休暇なんかはその典型的な例ですね。)

そのため、例え休日だけとはいっても個人事業として「業」を行うなどもってのほかだー!

っという経営者も結構います。
経営者からすれば、勤務時間外はちゃんと休んで、勤務時間はその分バリバリ働いてもらいたいですからねぇ。

個人開業する前に、必ず自分の会社の規則を確認しておきましょう。
会社の総務に行けば見せてもらえると思います。

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2.失業保険が受給できなくなる!
失業保険は、その名の通りリストラや自己都合退職で今の勤め先をやめたときに、一定の条件を満たすと支給されるものです。

失業した人が受給できるものですから、サラリーマンとしては失業しても、個人事業主としても開業している人はそちらの「業」がありますから、失業者ではありません。

もし失業した場合に、個人事業主として開業していることを隠して失業保険を受給すると、不正受給となり、法律違反となってしまいます。

3.毎年必ず確定申告が必要!
もしFXでの利益が年間20万円以下であっても、また残念ながら大損失を出したり、途中でFXをやめたとしても、税務署に廃業届を出すまでは必ず確定申告しなければなりません。

個人事業主として開業する場合には、上記のようなデメリットもあることを良く考えた上で届出をしてくださいね!
なお、専業主婦(夫)や学生の方など扶養に入っている方は個人開業した場合のデメリットは特筆すべきものはありません(毎年確定申告しなければならないってぐらいです。)

個人事業主だからといって扶養から外れるということもありません。
扶養に入るか外れるかという基準は、年間の収入・所得が関係するだけです。

(詳しくはこちら⇒扶養に入る?外れる?

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