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毎月の売上の入力

さて、ではいよいよ毎月の売上、つまりFXでの利益を入力していきましょう。。

記帳は毎月1回でOK

FXの場合、ポジションを持ち越していればスワップは毎日発生するし、デイトレをバンバンやる人は毎日多くのトレードを繰り返していると思います。
この日々の損益の発生を全て記帳するとなると、ヒジョーに負担です。

しかし、税理士さんに確認したところ、どうやら毎月1回その月の合計損益だけを記帳しておけば問題ないようです。
毎月の合計損益であれば、FX口座から取引報告書をダウンロードして、その内容を転記するだけですから、それほど大きな負担にはならないと思います。
(もし税務署からダメと言われたら、そのときはそのときですかね。)


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トレードとスワップの売上金額を入力


それでは、具体的な手順を解説していきます。
まず、これが私の使ってるセントラル短資FXの2008年3月の取引報告書です。


この中で3月分の合計トレード損益と、合計スワップが記載されているところを見ます。


トレード損益がプラス100円で、合計スワップが37,370円、合計37,470円のプラスですね。

では、この数字をやよいの青色申告に入力していきます。

やよいの青色申告を起動して、この画面の「売掛帳」をクリック。


こんな画面になったら、「補助科目」から「セントラル短資FX」を選択。


さっきの報告書の作成された期日(3月31日)を日付欄に入力し、「相手勘定科目」から「売上高」を選択します(結構下のほうにあり、慣れるまでは探すのが面倒ですが、ここで「URIAGE」と入力すれば、自動的に表示されるので、それを選択すれば簡単です。)。


次に、その下の「相手補助科目」から「セントラル短資FX」を選択。


「摘要」は「3月分」としておきます。


「売上金額」に、さっきの取引報告書を見ながら、トレードの利益「100」円を入力。自動的に「残高」のところに「100」円と入力されます。


次に、スワップ損益もさっきと同じ様に入力します。すると、「残高」には自動的に合計損益37,470円が表示されているはずです。
さぁ、ここまでは「売上」として37,470円が上がっている(売掛金)けれど、まだそのお金を回収していない、という状態です。
そこで、次にこのお金を回収したよ、という入力をしていきます。

「掛代金回収」として合計損益額を入力

さっきと同じ様に、取引報告書の日付(3月31日)を入力し、「相手勘定科目」で「その他預金」を選択。


「相手補助科目」から「セントラル短資FX」を選択。


「摘要」は、「掛代金回収」としておきます。


「回収金額」のところに、さっきの3月の合計損益「37,470」円を入力。自動的に「残高」は「0」円になります。


つまり、未回収だった3月分の売上金37,470円が無事回収できました、という記帳をしたことになります。

こんな感じで、毎月月次の取引報告書が作成されたら、金額を確認して入力していくわけです。
複数のFX口座を使い分けている方は、それぞれの口座から報告書をダウンロードして入力していってください。

※なお、私は「トレード損益」と「スワップ損益」とを分けて入力していますが、FXの業者によっては、報告書にそのように分かり易く分けて記載していないこともあります。その場合はトレードとスワップで分けずに、毎月の合計損益額だけを売上として入力していった方が分かり易いし、簡単だと思います。
※また、外貨同士の通貨ペアでの取引の場合、損益額が外貨のままとなる場合がありますが、この場合は取引報告書に記載されている為替レートで円換算して記帳します。

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